中国よ「責任ある大国」たれ-書・刻・雑言<20>

2015年3月5日

20_sankei_20080422

いがらし・らんさんの中国情報、本紙掲載「ヤマトナデシコ大陸奮闘日記64」に快哉を叫ぶ。「五輪開催国にふさわしい『責任ある大国』として振る舞え」。まさにわが意を得たり、よくぞ言ってくれた。書道に首を突っ込むとその源流の国への関心は宿命的だ。愛着とともに恩義がある。心配なのだ。人権という国家の足元が定まらない。

老子が言う「つま先立ちじゃあ、長くは立っていられないねえ」

◇先得我心=先に我が心を得たり
◇書=柔らかく
◇印=跂つ者は立たず 「跂者不立」 老子第24章(前掲「跨者不行」と対句)

フジサンケイビジネスアイ2008年04月22日